皆様こんちには、大阪うめだ鼠径ヘルニアMIDSクリニックです。
本日6月17日は「砂漠化および干ばつと闘う国際day」です。砂漠化と旱魃の影響と闘うための国際協力の必要性、および、砂漠化防止条約の実施に対する認識を高める日として、1995年に国連総会で制定されました。
京都大学の大山准教授が進めているプロジェクトに、西アフリカ・サヘル地域 ニジェール共和国における都市の生ゴミを利用した砂漠化防止対策の実践と紛争予防の取り組み、というものがあります。
このプロジェクトでは、分別した都市の生ゴミを農村域の荒廃地に散布することによって、砂漠化問題の解決を図るとともに、農村における自給食料の確保(「食料の欠乏からの自由」)と「農耕民―牧畜民」間の紛争予防(「紛争による恐怖からの自由」)、都市における衛生問題の解決(「感染症に対する恐怖からの自由」)をめざしています。これを通して、サヘル地域における「人間の安全保障」に貢献する、という総合的な目的があります。
医療も同様です。疾患を治すだけでなく、患者様に全人的に接するのが一番重要な課題だと私たちは考えております。