7月12日は人間ドックの日です。
1954年7月12日に、国立東京第一病院で日本で初めて人間ドックが行われた日です。
ご存じの方も多いと思いますが、人間ドックとは船の修繕を行う場所であるdockを病院に、船を検査や治療を行う患者さんに見立てて使われるようになった言葉です。
医療は治療から予防へとシフトしています。癌も進行した状態で見つかれば完治できないこともありますが、早期に発見できれば完治する可能性が高いと言えます。
私たちの専門とする、鼠径ヘルニア(脱腸)、虫垂炎(盲腸)、胆嚢結石症(胆石)の手術もそれぞれ、ヘルニア嵌頓、虫垂炎の再燃、胆嚢炎など緊急事態を予防するために行う手術と言えます。もちろん今まさに症状がある方には不快な症状を取るということも治療目的の一つになります。