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鼠径ヘルニアの日帰り手術

2023.09.22

皆様こんちには、大阪うめだ鼠径ヘルニアMIDSクリニックです。

一般的に鼠径ヘルニアの手術は入院で行われますが、現在では日帰りでの治療も普及しつつあります。

この記事では鼠径ヘルニアの手術方法別に必要な入院期間についてご紹介します。

従来の鼠径ヘルニア治療

従来、鼠径ヘルニア手術を受けるためには3~7日間の入院が必要でした。

術前の絶食、術後は痛みで自身でトイレに行けないなど、介助が必要な状況になるからです。

特に腰椎麻酔で行う手術は、麻酔により術後3時間ほどは自身で歩くことができませんし、排尿のための管を翌日まで留置する必要があります。

 

しかし、近年では手術と麻酔の技術や薬剤の進歩により、入院せずに日帰りで手術を受けることが可能になりました。

現在、鼠径ヘルニアに対する日帰り手術は急速に普及しております。

鼠径ヘルニアの日帰り手術

なぜ今まで入院が必要だった治療が日帰りで出来るのか、と疑問に思われるかもしません。

以下のような理由があります。

1. 腹腔鏡による身体に負担の少ない手術:傷が小さく、切離範囲も少ないため、術後の回復が早いです。

2. 安全な全身麻酔:全身麻酔の安全性が以前より格段に上がったため、麻酔からの覚醒後30分で自身で歩くことができるようになります。

3. 不要な侵襲を加えない:低負担な手術と術後直ぐに覚醒できる全身麻酔により、胃菅や尿道の管を留置する必要もありません。

これらにより、9時の手術であれば、昼1時には帰宅することが可能な日帰り手術が実施できます。

欧米ではすでに大腸がんの手術でも日帰り治療となっております。

日帰り手術のメリット

日帰り手術は様々なメリットがあります。

金銭的 / 時間的コストを省略できる

入院が不要なため、治療に必要な費用は少なくて済みます。

また治療のための休業時間を最小限にできます。

精神的な負担を低減できる

入院に必要な準備、入院中に様々な気遣いなども必要ありません。

手術当日の午後には自宅で過ごせるため、日常生活のリズムを崩すこともありません。

早い仕事復帰

デスクワークであれば、翌日から仕事復帰が可能になります。

重いものを持つ仕事も術後3日目から再開可能です。

入院に伴う合併症を回避できる

入院すると、感染症のリスクや、高齢者はせん妄のリスクがあります。

日帰り手術であれば、これらを回避できます。

鼠径ヘルニアの治療については一度ご相談ください

当院は大阪駅直結の鼠径ヘルニアの日帰り手術を専門としたクリニックです。

消化器外科専門医と腹腔鏡外科技術認定医による安心安全の腹腔鏡下鼠径ヘルニア根治術を提供いたします。

平日は21時まで診療し、土日祝日も診療しております。

電話やLINEで24時間相談を受け付けております。

いつでもお気軽にご相談ください。

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