コラム

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鼠径ヘルニアの自己診断

2024.10.15

皆様こんちには、大阪うめだ鼠径ヘルニアMIDSクリニックです。

 

鼠径ヘルニアを疑ったらまずは受診いただくことをお勧めします。

その理由は、嵌頓がいつ発生するかわからないからです。

では、どのような症状が生じたら鼠径ヘルニアを疑えば良いのだろうか。

 

鼠径ヘルニアの自己診断について

鼠径ヘルニアの診断は視触診がメインで、その他の検査を補助的に組み合わせて行われます。つまり、視て触るだけでおおよその見当がつくということです。よく自己触診が推奨されている疾患として乳がんがあります。同じように鼠径ヘルニアもご自身で触っていただくことで発見できることがあります。

私たちは鼠径ヘルニアを診察する機会が多いため、視触診の際に一定の判断基準を持っています。

しかし初めて鼠径ヘルニアを発症される方のほとんどは、経験がないので知らずに放置されている方も多いのではと思います。

そこで、鼠径ヘルニア視触診のポイントを可能な限りシンプルにまとめました。

①足の付け根の内側にしこりがあり、押したり、横になったりすると触らなくなる
②しこりが無くなった状態で立って動いていると再び触るようになる

この2点が確認されたものは鼠径ヘルニアである可能性が極めて高いです。鼠径ヘルニアとその他の鼠径部の病変の最大の違いは、しこりが消失するということです。立ったり、横になったりすることで数秒、数分の間に現れたり消えたりするという特徴は他の疾患ではまず見られません。

もちろんこの基準を満たさない方の中に鼠径ヘルニアが隠れていることもあります。逆にこの基準を満たせば私はほぼ鼠径ヘルニアと確信することができます。発見することで意識が変わり、実は日々悩んでいたあの症状の原因が鼠径ヘルニアだったということが分かるかもしれません。そして鼠径ヘルニアは治る病気です。

 

鼠径ヘルニアの治療については一度ご相談ください

当院は大阪駅直結の鼠径ヘルニアの日帰り手術を専門としたクリニックです。消化器外科専門医と腹腔鏡外科技術認定医による安心安全の腹腔鏡下鼠径ヘルニア根治術を提供いたします。

鼠径ヘルニアは鑑別疾患も多いので「鼠径ヘルニアかどうか分からないけど鼠径部が膨らんでいる」という方も気軽にご相談ください。

 

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