こんにちは大阪うめだ鼠径ヘルニアMIDSクリニックです。
近年、日帰り手術クリニックが増えており、鼠径ヘルニアを日帰りで治療できるところも増えてきました。
この記事では、鼠径ヘルニアの手術を日帰りで出来る理由についてご解説します。
鼠径ヘルニアはどんな病気?
脱腸とも呼ばれる鼠径ヘルニアという病気、股関節の左右の足の付け根の部分が膨らむことが典型的な症状です。足の付け根の筋肉の隙間が拡大し、そこから内臓(腸や膀胱)が皮膚の下まで脱出することが病気の原因です。腸管が出ているとき、患者様は「鼠径部の膨らみ」として感じます。
立ったり、お腹に力を入れたりすると鼠径部に膨らみが出て、横になると消失します。
放置すると徐々に大きくなるだけでなく、「嵌頓」という状態になる事があります。嵌頓とは、文字通り、嵌り込んで、頓挫した、を指します。この状態になってしまうと、腸閉塞と腸管虚血を起こし、腸が壊死してしまって腹膜炎に至り、時には命に危険がおよぶこともあります。
鼠径ヘルニアの治療は手術しかありません
鼠径ヘルニアは自然治癒する可能性がゼロな疾患です。治療するには、腸管が脱出するスペースと脱出する隙間を閉じることが肝要です。ヘルニアバンドなどは一時しのぎでしかなく、根本的には手術を行うしかありません。放置するのは危険なので、発見したら手術をすることをおすすめします。
鼠径ヘルニアの手術は日帰りで出来る
従来の鼠経ヘルニアの手術は3泊4日の入院が必要でした。現在でも殆どの病院は入院手術しか行っていませんが、実は鼠径ヘルニアの手術は入院が不要なんです。実際、米国では鼠径ヘルニアの手術の8割以上は日帰りで行われています。
なぜ入院が必要だった鼠径ヘルニアの手術が日帰りで出来るようになったのか…
その理由は腹腔鏡手術により低侵襲治療の普及です。腹腔鏡手術は最小限の創で済むため、術後の痛みが少ないえす。また痛みが低下することで術中に使う麻薬性鎮痛薬の量も減らせます。これらにより、術後は痛みが少ないだけでなく、吐き気も殆どありません。
鼠径ヘルニアかな?と思う方はぜひ当院にご相談ください
当院は鼠径ヘルニアの日帰り手術を専門とするクリニックです。鼠径部(足の付け根)のしこりは様々な病気が考えられ、当院では鼠径ヘルニア以外の疾患についても責任をもって鑑別診断や治療を行います。
平日は21時まで診療し、土日祝日も診療しております。
電話やLINEで24時間相談を受け付けております。
いつでもお気軽にご相談ください。