こんにちは、大阪うめだ鼠径ヘルニアMIDSクリニックです。
春の陽気が心地よく、外出の機会も増えてくるこの時期、足の付け根に違和感を感じる…というご相談が増えています。
「鼠径ヘルニアって聞いたことあるけど、よく分からない…」
「脱腸とどう違うの?」
「放っておくとどうなるの?」
このような疑問をお持ちの方に向けて、今回は鼠径ヘルニアとは何か?について、わかりやすくご紹介します。
鼠径ヘルニアとは?簡単に言うと…
鼠径ヘルニアとは、足の付け根(鼠径部)からお腹の中の臓器が皮膚の下に飛び出してくる状態のことを言います。
一般には「脱腸(だっちょう)」とも呼ばれることがあります。
飛び出してくるのは主に小腸や脂肪組織で、筋肉や組織の隙間から外に脱出してしまうことで、膨らみや違和感として感じられます。
鼠径ヘルニアの症状
代表的な症状はこちら↓
・足の付け根にふくらみやしこりができる
・立ったときや咳・くしゃみで膨らみが目立つ
・横になると膨らみが引っ込む
・軽い痛みや引っ張られるような違和感
・長時間の立ち仕事後に鈍い痛み
初期の段階では「なんとなく気になる」程度のことも多く、筋肉痛や疲労と勘違いされがちです。
なぜ起こるの?鼠径ヘルニアの原因
主な原因は…
・加齢による筋肉のゆるみ
・重いものを持ち上げる機会が多い仕事
・咳や便秘などによる腹圧の上昇
・肥満・喫煙などの生活習慣
・先天的に腹壁が弱い体質
特に男性・高齢者・重労働をされている方はリスクが高いとされています。
放っておくとどうなるの?
最も怖いのが、「嵌頓(かんとん)」という状態です。
これは、脱出した腸が戻らなくなり、血流が止まって壊死してしまう緊急事態です。
嵌頓の症状
・突然ふくらみが硬くなる
・強い腹痛や嘔吐
・お腹の張り
・押しても戻らない
→ この場合は、緊急手術が必要となります。
鼠径ヘルニアはどうやって治すの?
実は、鼠径ヘルニアは自然には治りません。
唯一の根本的な治療は手術です。
当院では、腹腔鏡を用いた日帰り手術を行っています。
大阪うめだMIDSクリニックの特徴
・術中完全無痛の全身麻酔
・傷が小さく回復が早い腹腔鏡手術
・完全日帰り手術・入院不要
・個室リカバリー室で術後も安心
・JR大阪駅から徒歩7分でアクセス抜群
・土日祝も診療OK!
まとめ|違和感を感じたら早めの受診を
鼠径ヘルニアは、命に関わる合併症につながることもある疾患です。
しかし、早期発見・早期治療をすれば、日帰りで安全に治療可能です。
「なんだか最近、足の付け根がふくらんでる?」
「疲れやすくなったような気がする」
そう思ったときが、受診のサインかもしれません。
ご相談はいつでもお気軽に
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不安な症状がある方は、どうぞご遠慮なくご相談ください。
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