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女性に多い足の付け根の不調、その正体とは?

2025.04.19

こんにちは。大阪うめだ鼠径ヘルニアMIDSクリニックです。

 

暖かい日が増え、過ごしやすい季節になりましたね🌸

気になる症状があれば、春のうちに一度チェックしてみましょう。

 

最近、「足のつけ根が少し張っている気がする」「立っているときだけ違和感がある」というような変化を感じていませんか?

それ、もしかすると女性に多い『大腿(だいたい)ヘルニア』のサインかもしれません。

今回は、女性に特に知っておいてほしい鼠径部のヘルニアの基礎知識と、見逃されやすい大腿ヘルニアの特徴についてお伝えします。

 

女性の体に特有の“構造”が関係しています

鼠径部(そけいぶ)は、お腹と脚の境目にあたる場所で、血管や神経が集まる大切なエリアです。

この部分は男女で解剖の構造が異なっており、女性は「大腿輪」という隙間が広くなっているのが特徴です。

この構造の違いが、女性に大腿ヘルニアが多い理由のひとつです。

 

鼠径ヘルニア・大腿ヘルニアとは?

「ヘルニア」とは、臓器や脂肪などが本来あるべき場所から飛び出してしまう状態のことを言います。

特に女性に注意してほしいのが「大腿ヘルニア」

・足のつけ根、やや下の部分に膨らみが出る

・50代以上の女性に多い

・腸が戻らなくなる(嵌頓かんとん)と緊急手術が必要になることも

・通常の鼠径ヘルニアより気づかれにくく、見逃されやすい

 

👀こんな症状はありませんか?

・足の付け根がポコッと膨らんでいる

・長時間立っていると違和感やつっぱり感がある

・座るとラクになる

・少し押すと戻るようなふくらみがある

・年齢とともに筋肉のゆるみを感じる

これらは、大腿ヘルニアや鼠径ヘルニアの初期症状かもしれません。

 

❗なぜ見逃されやすいの?

実は、大腿ヘルニアは…

・膨らみが小さいことが多く、外見で気づきにくい

・診察しても、通常の視点では見つかりづらい場所にある

・鼠径ヘルニアと症状が似ているため、誤診されやすい

 

最新の研究では、前方からの従来手術を受けた女性のうち、再発例の約20%が実は大腿ヘルニアだったという報告もあります。

 

🔍腹腔鏡手術なら、見えにくいヘルニアも見逃さない

当院では、「腹腔鏡手術」という最新の手術方法を採用しています。

この方法は、おへその近くに小さな穴をあけ、カメラを使って体の内側からヘルニアの場所をしっかり確認できます。

腹腔鏡手術のメリット

✅ 両側を同時に確認できる

✅ 大腿ヘルニアなどの小さくて見逃しやすいヘルニアも発見可能

✅ 傷が小さい・痛みが少ない

✅ 日帰りでの手術が可能

✅ 早い人なら翌日から仕事復帰も

💬女性にこそ、腹腔鏡手術を

当院では、女性の患者さまの再発や見逃しを防ぐため、特に女性に対して腹腔鏡手術を積極的におすすめしています。

お体への負担も少なく、安心して手術を受けていただけます。

当院では、手術後にお休みいただける個室のリカバリー室をご用意しております。

 

🌼気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください

「まだそこまで困ってないけど、ちょっと気になる」

「受診するほどでは…でも不安」

そんな方でも大丈夫です。

当院では、LINEでのご相談を24時間受付中

初診も夜21時まで、土日祝も手術・診療対応しています。

まとめ:女性が見逃しやすいヘルニアにご注意を

✔️ 足のつけ根の小さな違和感

✔️ 年齢とともに出てきた膨らみ

✔️ 長時間立ったときの張り感・つっぱり感

このような症状がある方は、ぜひ一度ご相談ください。

大阪うめだ鼠径ヘルニアMIDSクリニックでは、女性に多い大腿ヘルニアの見逃しを防ぐための診療・手術体制を整えてお待ちしています。

 

 🎥 鼠径ヘルニアについてもっと知りたい方へ

当院のYouTubeチャンネルでは、鼠径ヘルニアの症状・診断・手術の流れなどをわかりやすく解説しています。

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