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鼠径ヘルニアは放置NG!バンドでは治りません

2025.05.03

こんにちは、大阪うめだ鼠径ヘルニアMIDSクリニックです。

 

新緑がまぶしく、心地よい風が吹く季節になりましたね🍃

お出かけや日常の動きが増えるこの時期、

「足の付け根が気になる…」という声もちらほら耳にします。

 

「足の付け根がふくらむけど、普段は気にならないし…」

「市販のヘルニアバンドで抑えてるから大丈夫」

「いずれ自然に治るんじゃない?」

このように、鼠径ヘルニアの症状を“様子見”でやり過ごしている方は、実はとても多くいらっしゃいます。

でも、鼠径ヘルニアは自然に治ることはありません

今回は、その理由と、治療を後回しにするリスクについて、ご説明します。

 

🌀 鼠径ヘルニアって、どんな病気?

鼠径ヘルニアは、お腹の中の腸や脂肪などが、足の付け根の隙間から飛び出す病気です。

いわゆる「脱腸」とも呼ばれ、立ったり、お腹に力を入れたときにふくらみが出るのが特徴です。

✅ 横になると消える

✅ 押すと戻る

✅ 押さえておけば問題ない?

…いいえ、実はそうではないのです。

 

❌ 自然には治りません

鼠径ヘルニアは、筋肉や組織の隙間が広がることが原因で起きるため、

バンドなどで一時的に抑えても、根本的な治癒にはなりません。

むしろ、放っておくことで…

・ヘルニアが大きくなる

・腸が戻らなくなり、激しい痛みや腸閉塞を起こす(嵌頓:かんとん)

緊急手術が必要になるリスクが高まる

といった事態に進行する可能性もあるのです。

🩹「ヘルニアバンド」ってどうなの?

市販されているヘルニアバンド(脱腸バンド)は、あくまでも一時的な症状緩和のための補助具です。

・悪化の進行を止めるものではない

・長期間の装着は、皮膚トラブルや筋力低下の原因になることも

・バンドで抑えられている間も、実際は“脱出のクセ”がついている状態

つまり、「バンドで抑えておけばOK」という考えは、ちょっと危ないかもしれません。

 

🏥 治療の基本は「手術」です

鼠径ヘルニアの根本治療は、手術によってヘルニアの出口を閉じることです。

当院では、体に負担の少ない腹腔鏡手術を行っており、以下のような特徴があります。

・全身麻酔で術中の痛みゼロ

・日帰り手術

・傷が小さく、翌日からデスクワーク復帰もOK

・女性や高齢者にも対応◎

「手術」と聞くと不安になる方も多いですが、

計画的なタイミングで受けることで、体への負担も最小限に抑えられます。

💬 「様子見」で悩んでいる方へ

✔ 足の付け根のふくらみ、ずっと気になってる

✔ ヘルニアバンドでなんとかしのいでる

✔ 本当は手術したほうがいいのかな?と思っている

そんな方は、今が相談のチャンスです。

📞 当院ではLINEでのご相談を24時間受付中

🕐 土日祝・夜間の診療にも対応しています

🏥 大阪駅直結でアクセスも便利

「いまはまだいいかな」と思っていた方にこそ、ぜひ一度読んでいただきたい内容でした。

 

▶ 鼠径ヘルニアについてもっと詳しく知りたい方へ

当院のYouTubeチャンネルでは、手術の流れや注意点を医師がわかりやすく解説しています。

ご自宅でゆっくりご覧ください📺

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