コラム

column

  • HOME>
  • コラム>
  • 鼠径ヘルニアとリンパ節炎はまったく違いま・・・

鼠径ヘルニアとリンパ節炎はまったく違います

2025.05.10

こんにちは、大阪うめだ鼠径ヘルニアMIDSクリニックです。

若葉がまぶしく、夏の気配も感じ始める季節となりましたね☀️🌿

体を動かすことも増えるこの時期、

「足の付け根にしこりがあるんだけど、これって…?」というご相談が増えてきます。

今回は、鼠径ヘルニアとリンパ節炎の違いについて、詳しくご説明します。

 

こんな症状、ありませんか?

・足の付け根にふくらみがある

・立つとふくらみが出て、横になると引っ込む

・押すと少し痛む or コリコリして動く感じがある

・風邪のあとやけがのあとに腫れてきた

これらは、鼠径ヘルニアまたはリンパ節炎の可能性があります。

 

鼠径ヘルニアとは?

鼠径ヘルニア(脱腸)は、お腹の中の腸などが足の付け根の筋肉の隙間から皮膚の下に出てくる病気です。

特徴は…

✅ 押すと引っ込む

✅ 立つと出て、横になると消える

✅ 自然には治らず、放置するとリスクが高まる

特に男性に多く、日帰りの腹腔鏡手術で治療が可能です。

 

リンパ節炎とは?

リンパ節炎は、感染や炎症の影響でリンパ節が腫れる状態です。

風邪、切り傷、足のトラブルなどが原因になることも。

特徴は…

✅ 押すと痛むことが多い

✅ コリコリしていて、少し動く

✅ 感染が原因の場合は抗生物質などで改善することも

✅ 無痛で長期間続く場合は、まれに腫瘍などの精査が必要になることも

 

見分けるポイントは?

チェック項目   鼠径ヘルニア リンパ節炎
🔍しこりの変化 押すと引っ込む、横になると消える 押すと痛い・動く・消えにくい
💥ふくらみの硬さ・形 やわらかめ コリコリしている
🧬関連する症状 違和感・つっぱり感 発熱・風邪・けが・感染など
🩺治療法   手術が必要(自然には治らない) 抗生剤・経過観察・原因治療

 

しこりを放置してはいけない理由

鼠径ヘルニアもリンパ節炎も、放置することで悪化する可能性があります

・鼠径ヘルニアは嵌頓(腸が戻らなくなる)になると緊急手術

・リンパ節炎は悪化すると化膿や重症感染症

・長引く場合は悪性疾患の可能性もゼロではない

だからこそ、早期の受診と正確な診断が大切です。

 

当院では…

当院は鼠径ヘルニアの治療を専門としておりますが、しこりやふくらみのご相談も丁寧に診察しています。

🔸 超音波検査でしっかり確認

🔸 必要に応じて外部の精密検査もご案内

🔸 鼠径ヘルニアの場合は日帰り腹腔鏡手術対応

🔸 LINEでのご相談は24時間受付中📱

🔸 LINE・WEB・電話すべてから予約可能です

 

「しこりに気づいたら、まずは相談を」

足の付け根のふくらみや違和感…。

それは体からのサインかもしれません。

「よくわからないけど気になる」

「何科に行けばいいの?」

そんな方は、ぜひ当院へお気軽にご相談ください。

 

YouTubeでも症状や手術についてわかりやすく解説しています📺

▶ チャンネルはこちらをクリック

icon web

受診予約する(完全予約制)

icon line

LINEで相談する(無料)

icon tel

06-6341-5570

お電話はこちら