医師紹介

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ご挨拶

私が医師として働き始めた頃は、一部の良性疾患の手術に限定されていた腹腔鏡を使用した手術も、腹腔鏡手術の普及に伴い、今では多くの悪性腫瘍でも標準治療となっています。私自身も、特に低侵襲手術について多くの時間を費やしてきました。
低侵襲手術は、通常の開腹手術に比べて身体への負担が少なく、術後回復も早いため、悪性腫瘍の手術においては、術後の回復が早く、入院日数も短くなる傾向があります。ただし、良性疾患については以前の開腹手術と入院期間に変化はありません。
私は、腹腔鏡下のそけいヘルニア根治術や待機的虫垂切除術など、日帰り治療が可能な手術でも、すべての患者さんに入院による時間と費用のコストが一律に発生することに疑問を感じています。低侵襲手術の利点は、身体に優しいだけでなく、早期の社会復帰や不要な入院リスクを回避することにあります。
私は、日帰り手術が「治療効果を損なわずに患者様の負担を最小限に抑える」低侵襲手術の完成形であると考えています。私たちのクリニックはまだ始まったばかりですが、丁寧な診療と分かりやすい説明を心掛け、必要とする方には日帰り手術を提供できるよう努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。